さーぶろぐ(仮)

ついに2度目の退職、無職の世界に舞い戻ってきた。さてどうするか...働くの嫌い、人嫌い、身軽に生きたい...そんな実家&セカンドハウスで暮らす28歳無職がこの先を考えつつ色々語るブログ

続くと書いたけど...

一旦中断。

今日は初出勤でした。

今日は入社手続きと仕事場の案内、PCの設定くらいだった。

本格的な勤務はたぶん明日から。

明日の朝礼で自己紹介らしい。

自己紹介本当に嫌いだから緊張する。

 

続きを書けなかったのは、ずっと実家に居て部屋の整理をしていたからです。

仕事を始める前に整理したかったし、親が壁紙を来年貼り替えるために机やベッドを捨てたいから、部屋のモノも整理してくれとのことだった。

四半世紀暮らした部屋だし、ずっと捨てられない人だったからまぁ時間かかった。

この模様はまた通勤中とか週末にでも書きます。

もう寝ないといけない。

 

実家にいたときは片付け以外にもやることが色々あった。

知り合いのお見舞いとか、会社で急に頼まれた健康診断受けに行ったりとか。

保証人のサインもらうために、ひとり暮らししてる母の家に行ったりとか。

 

まぁのんびりしてる時間もたくさんあったんだけどさww

 

とりあえずもう寝ます。

おやすみなさい。

シリーズ途中で書くのをやめてしまったが・・・

中途半端で中断してしまい、その後更新していませんでした。

なんというか、思ったより長くなって書くのが疲れてしまったのと、

あとは転職活動が忙しくなったので、書けませんでした。

 

そして、結論から言うと、

再就職が決まりました!

 

いや~、正直悩みました。

元々希望していた仕事ではないし、志望度も低かった会社だからです。

でも、せっかくのチャンスなので、やってみようと思いました。

そう思えた理由は後々書きたいと思います。

 

書き途中のシリーズは、また気が向いたら書きます。

自分の中で整理するためにも、あれは最後まで書きたいと思っています。

 

今回は、ここ約1ヶ月の就職活動について書きたいと思います。

この1年半の無職生活で、ダントツ一番忙しい生活を送りました。

昨年夏の、リオオリンピック→甲子園→プロ野球の毎日、なんて比になりませんww

saadays.hatenablog.com

この頃はめっちゃニート生活謳歌していて、働く気なんか微塵も感じさせませんねww

 

転職活動で忙しくなった理由

結論から言うと、

エージェントに登録して転職活動を始めたから

です。

これまでも、エージェントに登録したことはありました。

しかし、私があんまりやる気なくて応募しなかったり、エージェントの方もそこまでお尻を叩かなかったので、フェードアウトしていました。

しかし、今回は違いました。

 

今回エージェントに登録する頃の私は、やっとの思いで応募した会社に面接で落ちてしまい、完全にやる気を失っていました。

元々、8月にやる気を出して5社くらい面接を受けて、大して競争率高そうな職種でもないし1社くらい引っかかるやろと腹をくくっていました。

 ↓この通り、「どこがいいかなー」なんて考えていたくらいです。

saadays.hatenablog.com

しかし、まさかの全落ちという結果に、打ちひしがれていました。

 

なんで?今って売り手市場じゃないんか?

私は確かに1年以上無職だけど、大学出て職歴もあって、ものすごくいいとは言わんけど人並みの人材ではあると思っている。

ちょっとコミュ障なだけで

しかも激戦の都内の事務ではなく、あんまり人気のないと言われる工場とか、地元のちょっと郊外にある会社の事務とか、そういった競争率の高くなさそうなところしか受けてないのに。

それなのに全落ち。

 

今世間では、バブル並みの好景気、有効求人倍率と言われているのに、

全くそんなこと感じないんだけど、なぜ?

就職氷河期だった私の新卒の就活並みに厳しさ感じてるんだけどww

 

8月末に面接受けまくった企業のお祈りが続々やってきた。

メールだったり、郵送でお祈り通知と共に履歴書返されたり。

一番堪えたのは、ご丁寧に書留で送ってきて、留守で受け取れなかったから郵便局まで取りに行ったとき。

お祈りのお知らせをわざわざ取りに行くという屈辱・・・。

 

それでもう9月から10月始めまでは完全にやる気なくして、野球観に行ったり、ポケモンやりまくったりしていた。

10月くらいに意を決して地元の良さそうな会社を受けたんですけど、

 ↓ここで書いた会社

saadays.hatenablog.com

面接で落ちてしまい、もう完全に心が折れました。

もう何やっても無駄だわ、と。

 

そんなときに、かつて登録していたがフェードアウトしていたエージェントの、キャリアアドバイザーの人から、営業メールが来ていたのです。

ただ、就活に関して完全に心が折れていた私は、そのメールも無視していました。

 

エージェントへの登録 

しかし、その後もそのエージェントの別のアドバイザーから、続々と営業メールがやってきた。

「年明けから仕事を始めるなら、今から活動を始めるのが吉」「今が一番企業の採用活動が活発で、転職活動にいい時期」など、まぁいろいろ来ました。

知るかよ、私なんて地元の中小企業にも不人気職種でも駄目なのに、
そんなエージェントが抱えてるような立派な求人で求められるような人間なわけないだろ。

と心の中で反論した。

しかし、最初に営業メールをよこしたアドバイザーさんから、再度営業メールが来てしまった。

これは返信して諦めてもらうしかないわ

と思い、自分の今の状況を正直に全てメールで返信した。営業メールをしてきた全てのアドバイザーさんに。

これだけ言えば、さすがに諦めるだろう。

だって、エージェントっていうのは、お客様である企業様に、ちゃんとした売り物(いい人材)を売ってナンボの商売でしょ。

私みたいな、1年半空白期間更新中で、地元の中小企業や不人気職種にもお断りされ続けてる、特にこれといった売りもないアラサーニートなんて、
おたくのような立派なエージェントさんになんて見合いませんよー

と言わんばかりにお返事をした。

別に面談するなら、ニートだからいつでも暇だけど。みたいな。

 

ちなみにこれは、最後のブログ更新の1日とか2日くらい前のことだった。

 

そしたら最初に営業メールをよこしたアドバイザーさんから即返信メールが来た。

「じゃあ早速電話で面談の日時を相談したいんだけど。」的な。

予想外の展開だったんだけど、まぁ私も自分で就職活動して玉砕だったわけだし、就職活動の足しになるならいいかと思い、承諾した。

今までエージェントを積極的に使わなかった理由は、

・ほとんどが都内の求人
・ほとんど事務の求人

だからである。

私は地元で働きたかったし、できれば作業系の仕事がしたかった。
まぁ「地元ならいいか」と思って事務も受けてたけどね。

「都内」の「事務」なんていうのは全くの興味がなかったから、エージェントはあまり使う気になれなかった。

しかしもうそんなことも言っていられない。

私は、エージェントを使って就職活動をする決意をしたと同時に、通勤範囲をついに都内にまで

広げる決意、すなわち都内通勤も辞さない決意をついに固めたのである。

これは、「通勤に片道1時間~2時間かけること」「今までのように仕事帰りにマリンに行くことは諦めること」を覚悟した瞬間でもあった。

 

エージェントでの転職活動

最後のブログ更新の日、初めて担当アドバイザーさんと電話をした。

ガクブルしながら電話を待っていたが、とても温和な話し方の女性だった。

私の仲の良い友達に多いタイプの話し方で安心した。

電話で今の私の状況や、今までの職歴、ニート期間になにをしていたか、転職先の希望(業界や職種、待遇など)を聞かれた。

そして早速翌日に面談をすることになった。

私みたいな見込みのない人間で本当にいいのかな、というのがあった。

エージェントのアドバイザーさんは、求職者を企業に売ってナンボなわけで。

売れなかったら労力かけても意味ないわけだから、企業が欲しがりそうな人材の方が、当然見込みのある方がいいわけですよね。

 

まぁでも、私としてもこのまま何も活動しないよりは、なにか活動していた方が、自分を慰められるというか、「一応就職活動してますんで」と自分を納得させられる。

そうして私は翌日、早速久々に就職活動のために東京まで出てきた。

 

エージェントで面談

東京駅からすぐのビル。

立派なビルだった。

警備の人に声を掛け、エレベーターに案内される。

エレベーターで上に上がり、オフィスが見えた。

さすが大手、綺麗なオフィスに立派な受付があった。

受付でアポの内容を話し、部屋に案内された。

全体的にすごく綺麗で、今まで田舎の汚い事務所とかでしか働いたことのない私には、感嘆ばかりだった。

 

そしていよいよアドバイザーさんとの初対面となった。

優しくて穏やかそうな女性だった。

私が一番苦手じゃないタイプだ。よかった。

まずそれが第一だった。

そこでは、電話で話したようなことを改めてお話し、色々なアドバイスなどをもらった。

そしてその後に、私が電話で話した希望条件を元に調べ出してくれた企業をたくさん紹介してくれた。

今までの経験(電話・事務)を活かせるものから、接客、私が希望する作業系まで。

 

そして、そこで私は、アドバイザーさんにこんなことを言われた。

「この週末で、この中から20社選んで応募してくださいね。」と。

面談したこの日が金曜日だったので、土日で10社応募しろと。

このような明確な宿題を出されたのは初めてだった。

さらにそのアドバイザーさんは、

「志望度低くても、少しでもいいと思ったら応募してください。応募はボタン押すだけですから(志望動機とか自己PRとかは応募段階では不要)。
月曜日にまた電話しますね」

と私に言った。

つまり、宿題を課しただけでなく、その確認までちゃんとしますからね~、という宣告だった。

 

その後、来社の感謝とともに、念押しの旨が書かれたメールが送られた。

「絶対行きたい企業じゃなくてもいいですから!面接練習の企業を受けるのも必要ですから!」

「また月曜の朝に電話しますからね(ニッコリ)」

とのようなことが書かれていた。

 

先延ばし癖のある私にとって、この明確な指示と期限の提示、ある程度の強制力を課されたのが、契機になった。

先延ばし癖のある私が、強制力を課せられたことで、「やらなきゃ!」と、なんと土日で20社選定したのである。

今までなら、「あとで見るわ、うん、あとで・・・」「なんかなーあんまり興味あるのないわー、応募できないわー」などと思い、永遠に応募しなかった。

 

面接セミナー参加の案内

約束どおり土日に20社選定した私は、月曜日にアドバイザーさんと再び電話面談をした。

「この中で一番行きたい企業はどれですか?」などの話が中心だった。

そして、まず書類選考を突破し、面接にこぎつけることが第一関門、

そして、面接を充実したものにするため、面接対策は絶対に欠かせないため、

面接セミナーの予約をし、参加してほしい

という指示をもらった。

私はその週の土曜日にちょうど行きたい転職フェアが都内であったため、その日の午前中に参加することにした。

 

そして、アドバイザーさんからいくつか資料を送られた。そして、

「この資料をセミナーまでに目を通しておいて。それで面接セミナー聞いた後に話し言葉でまとめてね。
土日で作って、月曜の朝までに送ってね。また電話するから」

というようなことを指示されたww

こうやって、強制力を持ちながら何かを行ない続けるということは久々だった。

私はずっと、自分のペースで、きままに活動していたから。

アドバイザーさんが私の性格を見越していたのか、だれにでもそうしているのかは分からないが、

少なくともそんな私には効果覿面であった。

 

さらに、セミナーの前ごろ、最初に応募した企業の結が出始めた頃にまた電話がきた。

「最初に応募した企業の結果続々来てる。思ったより落ちまくってるから、週末に追加で30社応募して」

との指示がされた。

そのため、私はその週末に、

・面接セミナーに参加し、面接対策の資料を完成させて提出すること
・紹介した企業の中から新たに30社選定し、応募すること

という2つの課題が課された。

 

今まで無職生活の片手間的な感じで、なんとなくで就職活動していた私だったが、

このように次々と課題を課されることにより、就職活動が中心の生活になっていた。

 

面接対策で再び面談

そして、週末で新たに30社追加で応募し、面接対策の資料もなんとか完成させ提出した私は、週明けに再び電話面談をした。

30社という数なので、全く興味がなくても、とりあえず通えそうで年休120以上のところには応募していった。

紹介された企業の数も多かったので、全部じっくりは見ていられなかった。

それに、ほぼ都内の事務職だから、正直どれも同じようなものにしか見えなかった。

まぁその中でも、なんとか30社選定し応募し終え、面接対策も完成させた。

我ながら「間に合わせ力がすごい」と感心したww

そして、電話面談の中で、その週に面接対策の面談をすることになった。

先日受けた面接セミナーや今回作成した資料を元に、アドバイザーさんを相手に面接の練習をすることになった。

 

そして前日に、「面接対策の資料はOK。追加で2つ質問用意したから、回答を考えておいてね」という旨のメールがきた。

のんびり就職活動していた私にとっては、なかなかスパルタなアドバイザーさんである。

 

そして当日、いよいよ面接対策の日となった。

結局自分で台本(面接対策資料)を作ったものの、内容を頭に入れることはできず、不安なまま面接練習を迎えた。

そして案の定、ボロボロであった。

そもそも、面接自体が元々苦手である上、たまにしかやってきていないし、最後に面接したのも10月半ばくらいだったので、やはり慣れていなかった。

 

そして、この面接練習の面談で、面接の日程調整を始めようという新たな指示が出された。

実は、追加で応募した企業が続々選考通過して、面接の案内がきていたのである。

しかし私は思っていた。

「こんなに通るなんて思ってなかった。全部都内の会社だし、全部面接行くとか金銭的にも労力的にも無理やで」と。

ということで、私はアドバイザーさんに言った。

「思ったよりも多く選考に通ったので、この中から面接に行く企業を選ぶことはできますか。元々志望度の高くない、とりあえず応募しただけの企業もありますし・・・」

と。

そしたらアドバイザーさんは言い切った。

「一次面接は基本的に辞退できないですね(ニッコリ)」と。

いや、そんな話聞いてないでwwwww

と思いつつも、「はぁ、そうですか・・・」としか言えなかった。

アドバイザーさんは続けた。

「一次面接の後なら辞退できます。何でかって言うと、書類だけで辞退って、企業からしたら『いや、こちらのことまだ何も知らないじゃん』っていう話じゃないですか~」と。

私は「なるほど。面接前に辞退するのは、『じゃあなんで応募したの?』って話になるわけですよね」「一次面接をしてみて、やっぱり違うなと思ったら辞退できるのですね」と返した。

アドバイザーさんは、「このままいくと2~3個は内定出ると思うから、できるだけ内定出るまで選考進めて、それから決めた方がいいと思います」と言った。

私は、「内定出てから断るほうが失礼にならないのですか?」と聞いた。

そしたらアドバイザーさんは「それは全然」と返した。

 

私は「はえ~、そういうものなんだ・・・」と思うとともに、

「こんなに面接受けに行かないといけないんだな・・・」

という重い気持ちがのしかかってきた。

 

そしてその日から日程調整、そして翌週から面接に追われる日々となるのである。

 

(続く)

 

いない歴=年齢の女(貫通は済)の、男になめられてきた歴史を振り返るしょうもない日記⑦

 ↓子供の頃男子にいじめられた編

saadays.hatenablog.com

↓大学時代の知り合いになめられてA(B?)まで経験した編

saadays.hatenablog.com

↓同僚に目をつけられ始めた編

saadays.hatenablog.com

 ↓しつこく連絡先聞かれた編
saadays.hatenablog.com

 ↓メール攻撃&しつこい誘い編

saadays.hatenablog.com

 ↓予想外の告白編

saadays.hatenablog.com

 

想定外の告白だったものの、なんとかお断りをした。

その後長話につき合わされたものの、「普通に話してくれるということは、納得してくれて普通に同僚として良好なお付き合いをしてくれるってことだな」と思い、ほっとしていた。

 

しかし。

その後もそいつからの連絡が止んだり、誘いが止むことはなかった。

そいつは例のように職場でも言ってくる。

私は、「あの通りお断りいたしましたので、もう個人的なお付き合いはちょっと。普通の同僚としてよろしくお願いします」というようなことを伝えた。

というか、告白して玉砕した時点で、普通はその後個人的な付き合いは控えますよね。

私はそういうものだと思ってた。

もし私が告白して断られたら、最低限の付き合いは普通にするけど、2人で会うようなことはこちらから控えると思う。

でもそいつはそうではなかった。

「お断りしたので個人的な付き合いはできない。普通の同僚で」と伝えた私に(ここまで言わせるのもどうかと思うが)、このようなことを言った。

「ちゃんと一緒に時間を過ごす前に、まだよく知らないうちに決めないでほしい。一緒に過ごしてよく知ってから判断してほしい」

・・・今更なんですけど、

これって普通なんですか?

私には今でもわかりません。

普通は「好きです」「ごめんなさい」「わかりました」で済むものだと思ってた。

こんなに粘着するものなんですか?

ダメと言われているのに、諦めないものなのですか?

ちゃんと長い時間を一緒に過ごしてからでないと、ちゃんと断る理由にはならないのですか?

 

私としては、もう食事も野球もお出かけも何度もした、十分すぎるほどしたと思っている。

親しい友達よりも時間を割いていた。

それで私の中では、この人はないと判断した。

一度暴言吐かれているのもあるし。私はベタベタしたのが苦手だから無理だとも思うし。

職場恋愛はしたくないし。職場の人間の時点でそもそも対象ではない。

 

それに私はずっと、一度自分の気分を害されたら、その人のことを切るようにしている。

ひどいこと言われたとか、喧嘩したとか。

一度でもそうなった人のことは、切ってきた。

心穏やかに過ごしたいから。その邪魔になる存在は切らないといけない。

そいつはそれに当てはまるから。職場の人間じゃなければとっくに絶縁対象だった。

仕事に支障が出るから、ないがしろにしなかっただけ。

 

でも、そいつは諦めなかった。

職場で逃場がないのをいいことに。

しつこく言われるうちに、こう思うようになる。

「確かに、一緒に時間を共有する前にに決めるのもな・・・もうちょっと時間を過ごしたら、いいと思えるところがあるかもしれない」

そう思うようになってしまった。

洗脳ってこわい・・・。

職場で逃場がない、上下関係があるので波風立てたくない・・・私はなし崩し的に誘いを承諾してしまうようになる。

 

こうして、これからズルズル2年続いて苦しむことになる、「交際前のお試し期間」的なものがはじまった。

 

もう洗脳が始まっていたのだろう。

洗脳というより、自己暗示かな。

私は自分で自分に暗示をかけていたんだろう。

自分を守るために。

「相手は自分に好意を持ってるんだから、利用すればいい」

「相手は自分に一方的に好意を持ってるわけだから、仕事じゃなくなればこっちの方が優位だ」

「金出してくれるならいいわ。タダで酒飲めるし」

そう思うようになっていた。

 

だからどんどん強気になる。

あいつが好き()だと言った私は、従順で優しくて控えめでニコニコして文句ひとつ言わない、職場で見せる外用の私だっただろう。

でもそいつには、別の自分で接した。

わがままで自己中心的で短気な私。

子供の頃の私だ。

周りのせいにしたり、自分の思い通りになるよう周りに求めたり。そんな醜い自分だった。

嫌われてやりにくくなって封印した私だ。

私が大っ嫌いな自分だ。

 

私は、ちょっと気に食わないことがあると、すぐにそいつに文句を言って怒った。

本当に私を好きなら、受け入れなければいけない。

だってこんな私もまた、私自身だからだ。

そんなに私を好きだと言うなら、受け入れられるだろう。

そっちが「ちゃんと一緒に過ごしてから決めて欲しい」と言ったんだろう。

では、私も容赦なく開示する。

 

あいつはしきりに、私の本音が知りたいと言っていた。

距離が縮まり始めたころから、いつものように言ってきていた。

私は苦痛で仕方なかった。

本音を出さないというか、自分を殺すことで周りと調和し、心の平穏を保っていた。

本音なんてない状態で外に出ていた。

本音を言い出したら、私は真っ黒で、子供の頃のようにまた周りとギスギスしてしまう。

自分が嫌いな自分になってしまう。

だからずっと、自分を殺して、自分が嫌いな自分と真逆な、温和で優しい一切怒らない、「周りは変わらない、自分の気持ち次第だ」と思える私でいることで、私が大好きな自分でいられた。

自分が大好きな自分でいられることで、余裕もできて、物事もうまく運ぶようになったし、前向きになれた。

「本音」や「意見」なんていうものは、私の奥の奥に、厳重に封印していた。

 

それをあいつは穿り返そうとしてきた。

「本音が知りたい」としきりに言ってくることによって。

私が大事に封印している箱を、つついてきたのだ。

いつものように当たり障りないことを言っても、温和で優しい自分の言葉で対応しても、あいつは「それは本音じゃない」「目が笑ってない」などと言って、箱をつつくことをやめなかった。

そうやってあいつは、私が大事に封印していた、真っ黒なその箱を自分で開けてしまったのだ。

私は開けたくなかったのに。一生空けたくなかったのに。

 

この箱が開けられてから、私の日々は幸せではなくなった。

私の心は荒み始めていた。

 

私は子供の頃、すぐにイライラしたり、人のちょっとしたことが気になったり、怒ったりする自分が嫌いだった。

本当は、怒るのなんて大っ嫌いだった。

なんで私はそんなに怒ってしまうのだろうと悩んでいた。

箱にしまっていた自分でいたころ、つまり短気でわがままで自己中心的で周りのせいにして自分の思い通りにならない周りを責める、そんな自分でいたころは毎日幸せじゃなかった。

好き勝手自己主張して、好き勝手に感情を発散しているはずなのに。

むしろ毎日「生まれてきたくなかった」「消えたい」そう思っていた。

でも、我慢するようになって、自分を殺すようになって、一切怒らずに温和で優しい自分でいるように意識して、そうしたら幸せになれた。

我慢してるはずなのに。ある意味演じてるはずなのに。

でも、「消えたい」とか思うようなことはなくなった。物事もうまく運ぶようになり、周りの子にも「変わった」「丸くなった」と言われた。

それで幸せだった。

だからずっとそうしてきたのに。

 

この箱が開けられてから、子供の頃の自分に戻った。

自分が嫌いな自分に。

いくら思ったことを言っても、イラッときたから怒っても、スッキリすることはない。

むしろ、そんな自分に自己嫌悪していく。

今まで気にならなかった、ちょっとしたことも気になるようになる。

イライラするようになる。

 

しかし、どんなに理不尽に怒ってもあいつはすぐに謝ってくれた。

「ごめんね」と。

それが優越感だった。

仕事で上にいるあいつが、下にいる女に好意をもってひざまずいている。

どんどん試したくなる。

どこまで耐えられるのか。どこまで受け入れるのか。

でも今思えば、それで満たされることはなかった。醜かった。

 

私はあらかじめ言っていた。

「一度でも喧嘩になったら切る。今までもそうしてきた。

私は怒る人が絶対に無理だから、一度でも怒ったらこの関係は即なしだ。」

と。

だからあいつは私の言うことは聞いたし、私の気分を害するようなことは言わないし、怒らないし意見もしない、私が気に食わなかったらすぐに謝った。

それでもあいつが望んでやっていることだ。

あいつがどうしてもと言うから。

嫌がる私を無理矢理粘着してつき合わせているのはあっちだ。

私にとって、自由な時間は何事にも変えがたい大切なもの。それをしつこいこいつのために犠牲にしているのだ。

 

最低だと思うだろう。

人に話して言われたこともある。

でも、これも本当の私だから。

もちろん、私が心から好きになった人にはこんなことしないよ。

こんな自分は箱に封印して出さないから。

その箱は、自分では絶対に開けないから。

 

結局私はそいつのことが好きじゃなかった。

好きになろうとしていたかもしれないし、いいかもと思うようにしていたかもしれない。

言うこと聞いてくれたから。

言うこと聞いてくれるならいいかなって。

あの箱の私を受け入れた人は、今までにいなかったから。

みんな私が良くない間違ってると、私を責めたり離れていったりしたから。当然だけど。

でも、そいつは受け入れてくれそうだと思ったから。だからいいかなと思っていた。

でも根本的に、そいつを好きじゃなかったし、好きになれるわけがなかったのだ。

本当に好きならこんなことしなかったから。

封印していた箱をつついて無理矢理こじあけてきた時点で、そんな奴のことを好きになれるわけなかった。

いない歴=年齢の女(貫通は済)の、男になめられてきた歴史を振り返るしょうもない日記⑥

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 ↓メール攻撃&しつこい誘い編

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絶対に嫌だった野球観戦に、応じてしまった。

断り疲れてしまった。

「一度行けば満足してくれるだろう」

その思いからだった。

 

しかし、その思いが通じることはなかった。

むしろ、味をしめたのか、その後も野球や食事の誘いが止むことはなかった。

どうせメールを無視しても職場でしつこく言われてしまう。

もうこの頃から洗脳が始まっていたのだろうか。

「これで仕事が円滑に行くならいいや。」

そう思うようになってしまっていた。

 

しかしそれにしても。

回数が多すぎる。

私は、親しい友達ですら年に数回、多くても数ヶ月に1回くらいしか会わない。

そいつは週に何回も一緒にいようとしてくる。

いつも一人でいるのがデフォルトで、週に何回も人と会う予定があることなんて今までないから、疲れてしまう。

しかも友達ではなく、会社の同僚である。

だから私はお願いした。

「せめて月に1回にしてくれませんか」と。

でもそいつは、「せめて週に2回」などと言って全くこちらの意向を聞こうともしなかった。

 

そのうちそいつは食事をするときなどに、ちょくちょく「かわいい」というようなことを口にしてきた。

私が一番といっていいほど言われたくない言葉。

何かに怒ったこともある。

そのときですら、そいつは「怒ってるのもかわいい」などと言ってきた。

オエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!

もうね、本当は書きたくない。

でも、ちゃんと向き合って記録すると決めたのだ。

決めた以上は避けて通ることはできない。

ある日、職場の人に着ている服を「かっこいいねー」と言われたことがあった。

そして、一緒の部屋で仕事をしている人に「○○(私の苗字)ちゃんはいつもかっこいいもん」と言われた。

私は嬉しかった。「かっこいい」って一番言われて嬉しい言葉だから。

その空間にはそいつもいた。

その日の退社後も、もれなくそいつとの時間だった。

例のようにそいつは「かわいい」と言ってくる。

私は言った。「私は「かわいい」と言われるのは大っ嫌いなんです。「かっこいい」が嬉しいんです」と。

そいつは、「今日職場で言われてたのも知ってるよ。でもさ・・・」みたいに、頑なに「かっこいい」と言おうとはしないんです。

自分が優位に立ちたいというか、憧れる立場みたいになるのは絶対に嫌だったんでしょうね。

人が嫌がってるかどうかは関係ない、自分がしたいかどうかなんですよね。

 

女に「かわいい」って言っておけばいいと思ってる男ってなんなんだろ。

「かわいい」って言っとけばやれるとでも思ってんのかよ。

思ってるんだろうな。

 

そいつは、私が嫌だと言ってることを、自己満足で平気でするやつだった。

例えば、食事代をおごること。

私は、食事代を出されるのが大っ嫌いなんです。

本当は全額出したいくらいなんです。でもそれだと相手がかえって気を遣うだろうから、せめて割り勘がいいんです。

それを毎回言っていました。でもそいつは聞いてくれなかった。

後にだいぶ時間が経ってから割り勘になるようになったけど、それすら「どうしてもおごられるのが嫌って言うから、譲歩して割り勘にするようにしてるじゃない」みたいな言い方された。

なんだよそれ。はじめから我慢してるのはこっちなんだけど。

周りに言っても、「贅沢な悩み」「出してくれるんだから好意に甘えない方が悪い」「男の人が出すのが普通」「そこは男の人に出させてあげないといけない」とか言われる。

なんだよそれ。

なんでたまたま女に生まれただけで、男に食事代出させてあげないといけないの?

なんで我慢しなきゃいけないの?

「男の人を立てる」?はぁ?

なんで女に生まれただけで、そんなことしなきゃいけないの?

だからそもそも男と食事行くのは嫌なんだよ。

こういうのも含めて、女に生まれたくなかったとつくづく思う。

よく、「女ってイージーだよなー」とか「いいよね女ってだけでおごってもらえてー」とか言われるけど、

私からしたら、男を立てなきゃいけないこと自体がむしろハードなんだけどね。

女でイージーでいられるのは、おごられるのとか男に媚びて甘えることをなんとも思わない、むしろ得だと思ってる女だけだろ。

 

うちの母親は言ってたよ。「お父さんとお付き合いしてるとき、お金は全部お父さんが出してくれた」って。

まぁそうだろうな。どっちの性格見ててもそうだと思うよ。利害関係の一致だったんだろうね。そういう意味ではお似合いだよ。

母親は「やってもらって普通」みたいなところがところどころある。例えば、一緒に電車に乗ってて席がひとつだけ空いて、私が譲ると、「そうだね、若者は立たないとね」みたいなことを言って当然のように座る。

別にいいんだよ?私は別にそこまで座りたいわけじゃないから。でも、「若者が年配者に譲って当たり前」みたいなこと言われるとさ・・・なんかむかつくよね。

その当たり前みたいなスタンスはどうかと。

まぁでも、そんな感じで「私は女なんだから金は出さない。男の人が出して当たり前」みたいな感じだったんだろうね。

父も父で、絶対に自分が出したいタイプだから分かる。

私もそうだから父の気持ちも分かる。

実家に帰ると父に食事に誘われる。私はもう子供じゃないから自分の金くらい出したい。

でも、絶対に出させてくれない。

だから私は、渋々引き下がるしかない。絶対に出されるの嫌だろうなって痛いほどわかるから。

下に見てる対象に「なんでよ!私が出す!」って無理やり出されたら、「こいつ逆らいやがって」くらいに思って怒られるだろうなと思った。

私は未だに父親が怖いから。父親が怖いと言うか、地雷を踏むのをいつも怖がっていた。

人が怒ってるのを見たくなかったから、父親が怒らないように、昔からいつも機嫌を伺っていた。

だから、父が「俺が出す」と言っているのに、無理やり「私が出したい」なんて言えないのだ。

だから私は親と食事に行くのは正直憂鬱なのだ。

 

話が逸れたね。

だから、こういう風に、利害関係が一致してるならいいんだよ。

でも、私とそいつの場合は、私が一方的に損なわけです。

だから言ってるんですよ。

「私はおごられるのが嫌いなんです。おごられて喜ぶ女の人は世の中にたくさんいます。どうせおごるなら、喜んでもらえた方がいいでしょう。だから、そういう人とお食事に行ってください」と。

でもそいつは聞かないんです。

何を言ってもそうなんです。

そいつは、「自分がノックオンした相手を自分に合わせる」ということしか頭にないんです。

 

そんなこんなで、なんだかんだプライベートでも時間を過ごすことが多くなりました。

ある日私は、野球を観終わった後に、「この後時間いいですか?」と言われます。

そして、人生初の告白を受けるわけです。

本当に想定外でした。

だって、まさか自分のことを好く男がいると思ってないから。

私は小学生の頃こそいじめられてたけど、それ以降は男の人に怖がられてきた。

男の人から腫れ物のように扱われて、敬語まで使われてきた。

ひとり私の事をなめてきたやつはいたが、そいつだって私に好意があったわけではなく、「なんかやれそう」と思っただけである。(「付き合いたいとかじゃない」って言ってた)

だから、まさか自分に好意を持ち、その思いを伝えてくる奴がいるとは思わなかった。

人生初の想定外な告白されて私が最初に思ったことは、

「あーあ、これで喪女板に行けなくなる・・・」

ということだった。

それまで26年間、私は正真正銘の喪女だった。

彼氏いない歴=年齢

・告白されたことがない

・処女である

当時の喪所板のルールは、この3つだった。

こんな誰にも相手にされないキ喪男に「ちょうど身近にいて仲良くなれたから」的な理由で告白されただけで喪女板卒業なんて・・・もてるようになったわけじゃないのに・・・

というのが私の率直な思いだった。

私はすぐ、「ごめんなさい、それはできません」と断った。

 

普通はそれで、「わかりました」で終わるはずですよね?

私もそうだと思っていました。

私は昔からよく、「人に好意を持たれたくない」と度々言っていました。

でも、「好意を伝えられても、嫌なら断ればいいだけじゃん」と言われました。

周りの普通に恋愛している人たちも、そうやってやっているのだと思ってた。

テレビで告白している企画を見ても、「好きです」「ごめんなさい」で済んでいる。

だから私も、それで終わりだと思っていた。

 

しかし、私は喪男の恐ろしさを痛感することになる。

そいつは一向に引かない。

というか、断ったら「なんで?」みたいな反応だった。

いや、こっちが「その反応なんで?」って話なんだけどww

喪男って、「俺が好意を持って告白してるんだから、応えてくれて当然、俺を降るわけない」みたいに思ってるんだよね。
なにその意味の分からない自信ww

告白したら当然付き合えると思ってるんだよなww
いや笑えないけどww

これが人並みに恋愛してきた女性なら、うまくあしらえるんだろうけど、

残念ながら私は筋金入りの喪女なのである。

そんな「好きです」「ごめんなさい」が通用しないシチュエーションなんて、難問すぎるのである。

 

私は色々言ったよ。自分ができる限りのあらゆる言葉を使って。

「いやー、私なんてもったいないんで」「もっと素晴らしい女性なんて世の中にたくさんいますから」「普通に職場の同僚としていい付き合いがしたいです」など・・・

断る方って告白する方より1億倍大変だよね。

でもそいつは、納得するどころかむしろ

「オブラートに包むのやめてくれない?(怒)」

ってなぜかキレはじめた。

なんでww

なんで私が怒られるのww

怒りたいのはこっちなんだけどww

 

で、しまいにそいつはいい男風に言い始めた。

「○○さんに好きな人ができるといいな」。

「なんだよこいつ」と思いつつ、私は思い出した。

「そうだ、断り文句で「好きな人がいる」っていうのがあったな(彼氏がいないことは言ってあるため「彼氏いるんで」は使えない)。
そうだ、私、ずっと憧れの人いるじゃん!」

これでとどめを刺そう。そう思って、私は言った。

「私ね、好きな人いるんですよ。」

よし!これで終わるはずである。私が本やネットで得た情報では。

しかしそいつは、「誰?」みたいなことを聞いてきやがる。

それが分かったところでなんになるんだよww

なんなんだよこいつのしつこさ。

ちなみに、このしつこさが今後も私を苦しめることになる。

「あなたが知らない人ですよ」

私はそう言って終わらせようとした。

しかしそいつは引き下がらない。

こいつは、自分が聞くと決めたことは絶対に聞かないと気がすまない奴。

答えるのを拒否すると「なんで教えてくれないんだ!興味があるの!」と怒り出す。(なお、本人は「怒ってない」と言い張る)

こいつは基本的に相手は自分の希望に必ず応えるという謎の確信がある。

「そうですねー、理系で頭が良くて、東大から官僚になったエリートだけど、全然ひけらかさなくて飄々としてて温厚で優しい人です。たまにかわいいところもあって」

みたいに答えたと思う。

ここまで言えば引くだろ。だってそいつのスペックはまったく及ばないからww

でもそいつは、

「ああ!先生!」

とか正解を言い当てやがった。

あのさぁ・・・

なんで伏せてるのにそれ言っちゃうのかなぁ・・・

その空気の読めなさが嫌われるんだぞwwwww

 

その後はそいつの自分語りショーだった。

「子供の頃は人見知りだったんです。昔の写真、親の後ろに隠れてる写真だったんですよ。それくらい人見知りだったんです」

「でも自分を変えたくて、営業やろうと思ってとびこんだんです」

「営業では色んなところに飛び込んで~、これこれこうやって契約とって~、送別会では泣いて~」(←興味ないから内容があやふや)

「今の会社は営業がやりたくて入って~」

みたいな話を朝方まで聞きました。

 

でも私はね、

「ああ、これで諦めてくれたんだ。

こうやって普通に話してくれるってことは、断ったことで辛らつな態度取られるってことはないってことだな。

これで普通に仕事できる。

週に何度も遊びに駆り出されることもなくなる。

よかったよかった」

その安堵の思いのほうが強かった。

だから長話も聞けた。

 

 

 

 

 

しかし、その私の安堵の気持ちは、打ち砕かれることになる。

そして、本当の、本当の悪夢がここから始まる。

いない歴=年齢の女(貫通は済)の、男になめられてきた歴史を振り返るしょうもない日記⑤

 ↓子供の頃男子にいじめられた編

saadays.hatenablog.com

↓大学時代の知り合いになめられてA(B?)まで経験した編

saadays.hatenablog.com

↓同僚に目をつけられ始めた編

saadays.hatenablog.com

 ↓しつこく連絡先聞かれた編
saadays.hatenablog.com

 

 さて。(ため息)

前回、ノックオンされた同僚に職場でしつこく連絡先を聞かれた過程と、あまりにしつこくて折れて教えてしまったことを書きました。

 

モテる人や、人並みに男性と関わってきた人は、こういうの(対象外の異性にノックオンされたりしつこくされる)も慣れてて、なんなくかわせるんだろうな。 

私には経験値と男性経験が全く足りなかった。

 幼少時代から男子のいじめの格好のターゲットにされ、そこで男性に恐怖心を抱き、避けるようになってしまった。

本当は立ち向かうべきだった。でも私はそれをせず、攻撃対象から自分が避けることを選んでしまった。

ドッヂボールで自分に向って投げられたら、キャッチして投げ返すべきだった。

でも私は、ひたすら避け続けた。相手が諦めるまで。何かの弾みで味方のボールになるまで。

でも狙われ続けたらいつかは当てられる。というか、「逃げるのめんどくさいから、とりあえず当たって外野出ちゃうか」と。

勇気を出して自分でボールを取ればよかったのだ。

 

とはいっても、連絡先を教えてしまった私は、そのときはまだそこまで悲観していなかった。

それは、

・連絡先を交換して実際に連絡が来たり、頻繁にやりとりしたことがほとんどない

あらかじめ連絡不精であること、電話に出ないこと、メールや着信に気がつかないこと、一切返さないことを伝えてある

・過去にも仕方なく教えたくない相手に教えたことがあり、メールが来たことがあったが全て無視していた(それで何か言われたことはない)

・教えたメアドはフリーメールであり、最悪の場合捨てアドにできる。 

これらの理由で、教えてしまったところで別にどうってことないだろうと思っていた。

 

しかし私のそんな楽観的な考えはすぐに打ち砕かれる。

 

それから怒涛のメールラッシュだった。

いや、それは言い過ぎかもしれないけど。

でも、私にとっては怒涛の勢いだった。

私の元にはほとんどメールがこない。

メルマガ以外1日に1通も来ないのがデフォルトなのだ。

しかも、約束した用事についてとか、そういった必要な話以外ではメールをしない。

それも何ヶ月に1回とか、年に数回のことである。

しかし奴が送ってくるのはどうでもいいメール。それも毎日。

当然私は「連絡不精、電話出ない、着信メール一切応答しない」と伝えていたので、すべて無視していた。

今まではそれでなんともなかった。

 

メールの中には「野球行きましょう」みたいな内容も含まれていた。

でもそれは用事でもなんでもなく一切関係のないことなので無視していた。

友人以外の誘いは誘いに入らない、単なる戯言なので無視する対象である。

友人以外のメールで応答するのは、本当に緊急の内容だけ。(同じ職場であれば仕事のことなど)

プライベートの誘いは一切関係のない雑談なので、スルーである。

それに、野球だけは絶対に嫌だった。

野球観戦の時間は私の大切にしているものだから。

ひとりで観るのが至福の時間だし、その時間だけは絶対に侵略されたくない。

外側の世界では別に何でもする。所詮外の世界だから。

私の世界が守られるならそれでいい。

私の大切な世界の中に入れるのだけは絶対に嫌だった。

だから絶対に死守していた。

 

野球観戦は前々から言われていた。

前々回の日記で、初めて「連絡先教えてくれますか」と聞かれて、やんわり断ったら、「嫌なの?」と威圧されたことがあったが、

そのときに「野球観戦行ってくれますか」とも言われていた。

そのときも「さすがにそれは無理です」と断っていた。

 

そのときから、連絡先と同じように、野球観戦も言われるようになっていた。

野球なんて絶対に嫌。

あの場所は私の大好きな場所。あの場所にいる時間は私の大好きな時間で、大切な時間なのだ。

なんでその場所と時間まで、外側の自分でいる世界にしなくてはいけないのだろう。

入ってこようとしてこないでくれ・・・

私はそう思いながら、日々断っていた。

 

しかし、メールに応えないことを、職場で言ってくるようになったのだ。

(もちろん他に誰もいないところで)

私は、「あらかじめ連絡不精でメール返さないってお伝えしたはずです」と伝えた。

普通はこれで済むはず。

しかしこいつはそれで納得しなかった。

「そうだけど・・・でもさぁ~」みたいなことをずっと言ってくる。

これが毎日のように続いた。

 

野球も食事も全然やまなかった。

いくら断っても、全然止めてくれない。

なんで迷惑してるのがわからないんだろう。

 

でもこれだけ打ち解けることができたのだから、いつかは分かってくれると思った。

私は、職場にいる人と仲良くできて、仕事がやりやすくなって嬉しかった。

職場の人として仲良くしたかったし、できると思っていた。

この人はあんまり女が好きじゃないし興味がないと思っていたから。

前に、「一緒に働く人間として、あまり意見を言わない、自分を出さない私のことを気にかけている」というようなことを言っていた。

そして同じように。「他の社員のこういうことも気にかけている」というような話も聞いていたから。

自分と一緒に仕事をしてくれている人に不満をもったまま辞めて欲しくないとも。

だからこの人は、ただ職場のことをよく考えてる人なんだろうと思った。

だから、その職場の一緒に働く人間が嫌がっていることはしないだろうし、分かってくれると信じていた。

だって辞められたくないんだから。

 

この人は仲良くなれた人にベタベタしすぎるタイプなんだろうなと思った。

人との距離感がとれないというか。

私の周りにそういう人はいないし、苦手なタイプだ。

でも、職場の上の人間が自分に好感を持ってくれる分には、言いたいことを言いやすくなったりして仕事がやりやすくなるからいいと思っていた。

どうせビジネスだから。いろんな人と苦手な人とでも上手く付き合うのが仕事だから。

そう思って邪険にしたくなかった。

人間関係なんかで、仕事に支障をきたしたくなかった。

せっかくうまくいってきたのに、ぶち壊したくなかった。

 

ある日、仕事上の業務の関係で2人だけになった時間があり、そのときに「○日の○○戦でいいですか」と言われた。

行くとも言ってないし、むしろ行かないと何度も断ってる。

それなのにもう行く日まで決めてる。

本当にこれはもう無理だと思った。断りきれない。

首を縦に振るまでこいつはチャンスを伺って誘い続けるだろうと。

もう私は疲れていたんだと思う。

元々断るのが苦手だ。それなのに、一生懸命断り続けていた。

「一度行ったら満足してくれるだろう」

そう思って承諾してしまった。

こうして私は、大切な私の世界へ踏み入れることを許してしまった。