さーぶろぐ(仮)

28歳ついに2度目の退職、無職の世界に舞い戻ってきた。そして29歳、再び社畜の世界へ。働くの嫌い、人嫌い、身軽に生きたい、生きるのめんどい...そんなニートあがりのアラサー女が色々語るブログ。クズ女でもなんとか生きてるよ

シリーズ途中で書くのをやめてしまったが・・・

中途半端で中断してしまい、その後更新していませんでした。

なんというか、思ったより長くなって書くのが疲れてしまったのと、

あとは転職活動が忙しくなったので、書けませんでした。

 

そして、結論から言うと、

再就職が決まりました!

 

いや~、正直悩みました。

元々希望していた仕事ではないし、志望度も低かった会社だからです。

でも、せっかくのチャンスなので、やってみようと思いました。

そう思えた理由は後々書きたいと思います。

 

書き途中のシリーズは、また気が向いたら書きます。

自分の中で整理するためにも、あれは最後まで書きたいと思っています。

 

今回は、ここ約1ヶ月の就職活動について書きたいと思います。

この1年半の無職生活で、ダントツ一番忙しい生活を送りました。

昨年夏の、リオオリンピック→甲子園→プロ野球の毎日、なんて比になりませんww

saadays.hatenablog.com

この頃はめっちゃニート生活謳歌していて、働く気なんか微塵も感じさせませんねww

 

転職活動で忙しくなった理由

結論から言うと、

エージェントに登録して転職活動を始めたから

です。

これまでも、エージェントに登録したことはありました。

しかし、私があんまりやる気なくて応募しなかったり、エージェントの方もそこまでお尻を叩かなかったので、フェードアウトしていました。

しかし、今回は違いました。

 

今回エージェントに登録する頃の私は、やっとの思いで応募した会社に面接で落ちてしまい、完全にやる気を失っていました。

元々、8月にやる気を出して5社くらい面接を受けて、大して競争率高そうな職種でもないし1社くらい引っかかるやろと腹をくくっていました。

 ↓この通り、「どこがいいかなー」なんて考えていたくらいです。

saadays.hatenablog.com

しかし、まさかの全落ちという結果に、打ちひしがれていました。

 

なんで?今って売り手市場じゃないんか?

私は確かに1年以上無職だけど、大学出て職歴もあって、ものすごくいいとは言わんけど人並みの人材ではあると思っている。

ちょっとコミュ障なだけで

しかも激戦の都内の事務ではなく、あんまり人気のないと言われる工場とか、地元のちょっと郊外にある会社の事務とか、そういった競争率の高くなさそうなところしか受けてないのに。

それなのに全落ち。

 

今世間では、バブル並みの好景気、有効求人倍率と言われているのに、

全くそんなこと感じないんだけど、なぜ?

就職氷河期だった私の新卒の就活並みに厳しさ感じてるんだけどww

 

8月末に面接受けまくった企業のお祈りが続々やってきた。

メールだったり、郵送でお祈り通知と共に履歴書返されたり。

一番堪えたのは、ご丁寧に書留で送ってきて、留守で受け取れなかったから郵便局まで取りに行ったとき。

お祈りのお知らせをわざわざ取りに行くという屈辱・・・。

 

それでもう9月から10月始めまでは完全にやる気なくして、野球観に行ったり、ポケモンやりまくったりしていた。

10月くらいに意を決して地元の良さそうな会社を受けたんですけど、

 ↓ここで書いた会社

saadays.hatenablog.com

面接で落ちてしまい、もう完全に心が折れました。

もう何やっても無駄だわ、と。

 

そんなときに、かつて登録していたがフェードアウトしていたエージェントの、キャリアアドバイザーの人から、営業メールが来ていたのです。

ただ、就活に関して完全に心が折れていた私は、そのメールも無視していました。

 

エージェントへの登録 

しかし、その後もそのエージェントの別のアドバイザーから、続々と営業メールがやってきた。

「年明けから仕事を始めるなら、今から活動を始めるのが吉」「今が一番企業の採用活動が活発で、転職活動にいい時期」など、まぁいろいろ来ました。

知るかよ、私なんて地元の中小企業にも不人気職種でも駄目なのに、
そんなエージェントが抱えてるような立派な求人で求められるような人間なわけないだろ。

と心の中で反論した。

しかし、最初に営業メールをよこしたアドバイザーさんから、再度営業メールが来てしまった。

これは返信して諦めてもらうしかないわ

と思い、自分の今の状況を正直に全てメールで返信した。営業メールをしてきた全てのアドバイザーさんに。

これだけ言えば、さすがに諦めるだろう。

だって、エージェントっていうのは、お客様である企業様に、ちゃんとした売り物(いい人材)を売ってナンボの商売でしょ。

私みたいな、1年半空白期間更新中で、地元の中小企業や不人気職種にもお断りされ続けてる、特にこれといった売りもないアラサーニートなんて、
おたくのような立派なエージェントさんになんて見合いませんよー

と言わんばかりにお返事をした。

別に面談するなら、ニートだからいつでも暇だけど。みたいな。

 

ちなみにこれは、最後のブログ更新の1日とか2日くらい前のことだった。

 

そしたら最初に営業メールをよこしたアドバイザーさんから即返信メールが来た。

「じゃあ早速電話で面談の日時を相談したいんだけど。」的な。

予想外の展開だったんだけど、まぁ私も自分で就職活動して玉砕だったわけだし、就職活動の足しになるならいいかと思い、承諾した。

今までエージェントを積極的に使わなかった理由は、

・ほとんどが都内の求人
・ほとんど事務の求人

だからである。

私は地元で働きたかったし、できれば作業系の仕事がしたかった。
まぁ「地元ならいいか」と思って事務も受けてたけどね。

「都内」の「事務」なんていうのは全くの興味がなかったから、エージェントはあまり使う気になれなかった。

しかしもうそんなことも言っていられない。

私は、エージェントを使って就職活動をする決意をしたと同時に、通勤範囲をついに都内にまで

広げる決意、すなわち都内通勤も辞さない決意をついに固めたのである。

これは、「通勤に片道1時間~2時間かけること」「今までのように仕事帰りにマリンに行くことは諦めること」を覚悟した瞬間でもあった。

 

エージェントでの転職活動

最後のブログ更新の日、初めて担当アドバイザーさんと電話をした。

ガクブルしながら電話を待っていたが、とても温和な話し方の女性だった。

私の仲の良い友達に多いタイプの話し方で安心した。

電話で今の私の状況や、今までの職歴、ニート期間になにをしていたか、転職先の希望(業界や職種、待遇など)を聞かれた。

そして早速翌日に面談をすることになった。

私みたいな見込みのない人間で本当にいいのかな、というのがあった。

エージェントのアドバイザーさんは、求職者を企業に売ってナンボなわけで。

売れなかったら労力かけても意味ないわけだから、企業が欲しがりそうな人材の方が、当然見込みのある方がいいわけですよね。

 

まぁでも、私としてもこのまま何も活動しないよりは、なにか活動していた方が、自分を慰められるというか、「一応就職活動してますんで」と自分を納得させられる。

そうして私は翌日、早速久々に就職活動のために東京まで出てきた。

 

エージェントで面談

東京駅からすぐのビル。

立派なビルだった。

警備の人に声を掛け、エレベーターに案内される。

エレベーターで上に上がり、オフィスが見えた。

さすが大手、綺麗なオフィスに立派な受付があった。

受付でアポの内容を話し、部屋に案内された。

全体的にすごく綺麗で、今まで田舎の汚い事務所とかでしか働いたことのない私には、感嘆ばかりだった。

 

そしていよいよアドバイザーさんとの初対面となった。

優しくて穏やかそうな女性だった。

私が一番苦手じゃないタイプだ。よかった。

まずそれが第一だった。

そこでは、電話で話したようなことを改めてお話し、色々なアドバイスなどをもらった。

そしてその後に、私が電話で話した希望条件を元に調べ出してくれた企業をたくさん紹介してくれた。

今までの経験(電話・事務)を活かせるものから、接客、私が希望する作業系まで。

 

そして、そこで私は、アドバイザーさんにこんなことを言われた。

「この週末で、この中から20社選んで応募してくださいね。」と。

面談したこの日が金曜日だったので、土日で10社応募しろと。

このような明確な宿題を出されたのは初めてだった。

さらにそのアドバイザーさんは、

「志望度低くても、少しでもいいと思ったら応募してください。応募はボタン押すだけですから(志望動機とか自己PRとかは応募段階では不要)。
月曜日にまた電話しますね」

と私に言った。

つまり、宿題を課しただけでなく、その確認までちゃんとしますからね~、という宣告だった。

 

その後、来社の感謝とともに、念押しの旨が書かれたメールが送られた。

「絶対行きたい企業じゃなくてもいいですから!面接練習の企業を受けるのも必要ですから!」

「また月曜の朝に電話しますからね(ニッコリ)」

とのようなことが書かれていた。

 

先延ばし癖のある私にとって、この明確な指示と期限の提示、ある程度の強制力を課されたのが、契機になった。

先延ばし癖のある私が、強制力を課せられたことで、「やらなきゃ!」と、なんと土日で20社選定したのである。

今までなら、「あとで見るわ、うん、あとで・・・」「なんかなーあんまり興味あるのないわー、応募できないわー」などと思い、永遠に応募しなかった。

 

面接セミナー参加の案内

約束どおり土日に20社選定した私は、月曜日にアドバイザーさんと再び電話面談をした。

「この中で一番行きたい企業はどれですか?」などの話が中心だった。

そして、まず書類選考を突破し、面接にこぎつけることが第一関門、

そして、面接を充実したものにするため、面接対策は絶対に欠かせないため、

面接セミナーの予約をし、参加してほしい

という指示をもらった。

私はその週の土曜日にちょうど行きたい転職フェアが都内であったため、その日の午前中に参加することにした。

 

そして、アドバイザーさんからいくつか資料を送られた。そして、

「この資料をセミナーまでに目を通しておいて。それで面接セミナー聞いた後に話し言葉でまとめてね。
土日で作って、月曜の朝までに送ってね。また電話するから」

というようなことを指示されたww

こうやって、強制力を持ちながら何かを行ない続けるということは久々だった。

私はずっと、自分のペースで、きままに活動していたから。

アドバイザーさんが私の性格を見越していたのか、だれにでもそうしているのかは分からないが、

少なくともそんな私には効果覿面であった。

 

さらに、セミナーの前ごろ、最初に応募した企業の結が出始めた頃にまた電話がきた。

「最初に応募した企業の結果続々来てる。思ったより落ちまくってるから、週末に追加で30社応募して」

との指示がされた。

そのため、私はその週末に、

・面接セミナーに参加し、面接対策の資料を完成させて提出すること
・紹介した企業の中から新たに30社選定し、応募すること

という2つの課題が課された。

 

今まで無職生活の片手間的な感じで、なんとなくで就職活動していた私だったが、

このように次々と課題を課されることにより、就職活動が中心の生活になっていた。

 

面接対策で再び面談

そして、週末で新たに30社追加で応募し、面接対策の資料もなんとか完成させ提出した私は、週明けに再び電話面談をした。

30社という数なので、全く興味がなくても、とりあえず通えそうで年休120以上のところには応募していった。

紹介された企業の数も多かったので、全部じっくりは見ていられなかった。

それに、ほぼ都内の事務職だから、正直どれも同じようなものにしか見えなかった。

まぁその中でも、なんとか30社選定し応募し終え、面接対策も完成させた。

我ながら「間に合わせ力がすごい」と感心したww

そして、電話面談の中で、その週に面接対策の面談をすることになった。

先日受けた面接セミナーや今回作成した資料を元に、アドバイザーさんを相手に面接の練習をすることになった。

 

そして前日に、「面接対策の資料はOK。追加で2つ質問用意したから、回答を考えておいてね」という旨のメールがきた。

のんびり就職活動していた私にとっては、なかなかスパルタなアドバイザーさんである。

 

そして当日、いよいよ面接対策の日となった。

結局自分で台本(面接対策資料)を作ったものの、内容を頭に入れることはできず、不安なまま面接練習を迎えた。

そして案の定、ボロボロであった。

そもそも、面接自体が元々苦手である上、たまにしかやってきていないし、最後に面接したのも10月半ばくらいだったので、やはり慣れていなかった。

 

そして、この面接練習の面談で、面接の日程調整を始めようという新たな指示が出された。

実は、追加で応募した企業が続々選考通過して、面接の案内がきていたのである。

しかし私は思っていた。

「こんなに通るなんて思ってなかった。全部都内の会社だし、全部面接行くとか金銭的にも労力的にも無理やで」と。

ということで、私はアドバイザーさんに言った。

「思ったよりも多く選考に通ったので、この中から面接に行く企業を選ぶことはできますか。元々志望度の高くない、とりあえず応募しただけの企業もありますし・・・」

と。

そしたらアドバイザーさんは言い切った。

「一次面接は基本的に辞退できないですね(ニッコリ)」と。

いや、そんな話聞いてないでwwwww

と思いつつも、「はぁ、そうですか・・・」としか言えなかった。

アドバイザーさんは続けた。

「一次面接の後なら辞退できます。何でかって言うと、書類だけで辞退って、企業からしたら『いや、こちらのことまだ何も知らないじゃん』っていう話じゃないですか~」と。

私は「なるほど。面接前に辞退するのは、『じゃあなんで応募したの?』って話になるわけですよね」「一次面接をしてみて、やっぱり違うなと思ったら辞退できるのですね」と返した。

アドバイザーさんは、「このままいくと2~3個は内定出ると思うから、できるだけ内定出るまで選考進めて、それから決めた方がいいと思います」と言った。

私は、「内定出てから断るほうが失礼にならないのですか?」と聞いた。

そしたらアドバイザーさんは「それは全然」と返した。

 

私は「はえ~、そういうものなんだ・・・」と思うとともに、

「こんなに面接受けに行かないといけないんだな・・・」

という重い気持ちがのしかかってきた。

 

そしてその日から日程調整、そして翌週から面接に追われる日々となるのである。

 

(続く)