外の自分と内の自分について
二重人格、とか、裏表がある、というのとはちょっと違います。
というのも、むしろ私は、単純とか裏表がないと言われますし、そのとおりだと思います。
わかりやすいタイプだし、裏表を使い分けられるほど器用な人間でもありません。
どっちも本当の自分なんですよね。
まぁ前にも言いましたが、外の自分と内の自分を、きせかえしているイメージです。
例えるならば・・・
外の自分=自分の家の外
内の自分=自分の家の中
奥の自分=押入れ(絶対開けない)
こんな感じですかね。
奥の自分っていうのは自分が封印している醜い自分です。
素の自分、ともちょっと違います。
今は、普通の状態だとそうなることはない自分だからです。
昔はこの自分を前面に出して生きてましたけど、まぁひどかったですねww
それで封印するようにしています。
そうしたら生きるのが楽になった。
でも今でも、本当に追い詰められると重箱つつかれたみたいな感じになって、この自分が出てしまうことがあります。
そんな自分のときはつらいし自己嫌悪するし生きるの嫌だしで本当につらいです。
出したくない自分ですが、自分でどうにもできない外的要因によって出てしまう自分です。
だから、相性の合わない人や、私の心を煩わせるような人とは関わらないようにしているし、離れるようにしているんです。
喧嘩や争いごとも避けるようにしている。
そういうものによって、この自分が嫌いな自分が出てしまうから。
それでも突っかかってくる人に対しては、どうしても出てしまって本当に嫌になります。
「奥の自分」を説明するならこんな感じ
・短気
・怒りの沸点が低い
・キレる
・(敵に対して)攻撃的
・暴言吐く
・わがまま
・自分勝手
・自己主張が強い
・人に要求する
・絶対に謝らない
普段は封印しているので出てこない本当の自分です。
自分では絶対開けない押入れに詰め込んであるってイメージ。
開けてしまうとしたら、それは外的要因、つまり誰かがズカズカ入ってきて無理やり開けでもしないと、ありえないですね。
心が乱されると出てくる自分、誰かが心の平穏を乱そうとしてくると怒りと防衛反応で出てくる自分です。
つまり、私の心の平穏を乱してくる奴のせいで出てきてしまう自分です。
出したくない。出さないうちは心穏やかに平穏に生きられる。
外の自分
外の自分というのは、社会的な自分というか。
働いているときとか、外の世界にいるときの自分です。
戦闘服着ているときの自分、って感じですかね。
わかった!
アウェイ(野球ならビジター)の自分、ですかね!
敵地に乗り込むときというか。
ホームでもビジターでも選手としてのステータスやプレー自体は変わらないけど、まぁでもやっぱりアウェーとホームは違うじゃないですか。
私なんか応援する側だけど、遠征に行くときはまったく気持ちが違います。
まぁまず着て行くユニフォームも違うし、気持ち的にもやっぱり本当に、敵地に乗り込むって感じです。
ファンだって圧倒的にホームが多いわけだし、球場の雰囲気だって当然開催しているホームの雰囲気なわけです。アナウンスとかイベントとかね。
本当に、よそのうちにお邪魔しているって感じです。
そんなときの自分は・・・
外の自分を説明するならこんな感じ
・自分というものを殺している
・自分の意思ややりたいことは基本的にない
・怒らない
・割と真面目
・従順
・穏やか
・物腰が柔らかい
・優しい
・素直
・腰が低い
・協調性がある
・相手に何か言われたらすぐに謝る
・基本「そうですね」「はいわかりました」「すみません」で通す
・人畜無害に徹する
・文句言わない
・とりあえずニコニコしておく(ごまかすため)
・あんまり喋らない、自分からは最低限のことしか話しかけない
・できるだけ感情は出さない、感じない
・周りの人間は風景と同じ
こんな感じですかね。
つまんない人間ですねw
あまり目立ちたくないので空気になるように過ごしています。
怒らないっていうのも、「怒らないようにしている」ではなくて、本当にイラっともこないです。
たぶん外の世界のことだからどうでもいいんですかねww
「あーめんどくさいなー」と思うことはあっても、怒ったりきれたりすることはないです。
たぶん外の世界でキレるときは、私の心の平穏が乱されるときです。
つまり、私の世界で心穏やかに過ごせなくなるとき。私の世界の平穏が脅かされるとき。
ちょっとやそっとのことでは外の世界で私の心の平穏が乱されることはないので、
よっぽどズカズカ踏み込んできて、私を攻撃して私の世界を荒らすようなことする奴には、外の世界であってもキレるでしょう。
でもまぁそんな人めったにいませんからね。
内の自分
内の自分はそのまんま、プライベートな自分です。
友達といるときとか。作る予定はないけど恋人といるときとかもこんな感じかと思います。
まぁ外が戦闘服なのに対して、普段着着てるって感じですかね。
洋服も多少着飾るように、内の自分であっても多少は背伸びします。
というか、かっこつけます。
かっこつけるのが好き。
おしゃれみたいなものです。
「内の自分」を説明するとこんな感じ
・怒らない
・穏やか
・割と寛容
・よく喋る
・感情豊か
・愚痴っぽい
・不真面目
・友達大好き
・割と本質の自分(※)も出す
・でもかっこつける
・自己主張は控えめ(ちょっとはする)で、人に合わせる
本質の自分に近いけどかっこつける感じですね。
どうかっこつけるかというと、うーん・・・説明が難しいです。
「ダメなところは自虐的に言うことはあるけど、本当には見せない」って感じでしょうか。
例えば、「酔っ払っていつの間に家着いたけどなぜか携帯の画面割れててさ~」とかダメエピソードは話すけど、
ニートであることは言わずに働いてる体にする・・・とかww
※本質の自分
なんの服も着ていない自分、というか、服の下の自分、つまり自分の身体本体といった感じですかね。
基本的にどこでも素の自分なんですけど、まぁでも外の自分だと自分を殺すので出ないことも多いかもしれません。
「本質の自分」を説明するならこんな感じ
・とにかくダメ
・めんどくさがり
・おおざっぱ
・不真面目
・いろいろとルーズ
・気分屋
・のんびり屋
・割とドライ
・基本的に大人しい方
・はっちゃけたとしても人よりはテンション低め
・割と人嫌い
・友達と自分によくしてくれる人以外はどうでもいい
・自分大好き
・ちょっとしたことでイラっとはする(人には怒らないけど)
・平和主義で争いごとが嫌い
・自分なりの持論や考えを持っている
・好き嫌いがはっきりしている
・単独行動が好きで協調性がない
どれも本当の自分
どれも本当の自分なんですよね。
だから、「本音が知りたい」とか、「本当の自分を出してほしい」とか言われても、全部そのままの自分だから困ってしまう。
むしろ、そういうこと言う奴が大っ嫌いです。
自分が好きな自分でいたいんだから、身ぐるみ剥がそうとしないでほしい。